メンタルアカウンティング

メンタルアカウンティングとは、行動ファイナンスにおける概念で、人がお金の出所や使用目的によって異なる価値をつける傾向があることを表す。例えば、ボーナスや相続などで得たお金は、たとえ同じ金額であっても、普段の収入で得たお金よりも使いたくないと感じることがあります。その結果、高金利の借金を返済するためにお金を節約したり、高利回りの投資ではなく低利回りの普通預金に投資するなど、非合理的な金銭的判断をしてしまうことがあるのです。